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「キビソ」を手織りした肌にやさしいタオル

「キビソ」は生皮苧と書き、緒糸(ちょし)とも呼ばれます。繭から生糸を引き出す際、まず糸口を見つけます(索緒)。その時に繭の上層部の上等な糸にならない部分が取り除かれます。それを集めて糸にしたものが「キビソ」です。
繭は、天の虫・蚕が蛾となるまで自らを守り続けるためにつくるシェルターです。蚕が一番元気な最初に吐き出す糸「キビソ」は、繭の最も外側で外敵や環境の変化から蚕を守る重要な役割を担うパワーのある糸です。
ひとつの繭からわずか約4%しか取れない糸で、荒削りで不安定なうえに染色も難しく、なにより織り難いために捨てられることが多かったのですが、保湿性に優れ肌がしっとりする成分「セリシン」をとても多く含む部分です。
その糸をていねいに手織りした肌にやさしいタオルです。

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